リフォーム業者選び
業者選びで重視したいのは、リフォームの経験と内容です。リフォームの経験がどれくらいあるのか、そして過去にどういったリフォームを行ってきたのかなど、実績がポイントとなります。
また、アフターケアの充実度や立地も忘れずにチェックしたいポイントの一つ。リフォームにアフターケアは不可欠ともいえるものなのですが、営業所が近ければこまめなフォローが可能なので大切です。
カタログやホームページには様々な情報が掲載されており、業者の規模や企業理念、リフォームに対する考え方、リフォームの際の流れなどが確認できますので、これらの情報を集めるときは、カタログやホームページを利用しましょう。またリフォームの実例から、その業者が客の要望をどのように形にしたのか、という点も確認できます。
いくつかの業者のものを見比べることで、自分の理想にあった業者が見えてきますし、同時に自分の中のリフォームに対するイメージも固まってくると思います。
ただし、カタログ等は基本的に会社のいい部分しか書いていないということを踏まえておかなければいけません。この会社のウリはなんなのか、という視点で見ていくと分かりやすいでしょう。
面談
カタログや電話である程度業者を絞ったら、次は営業担当者と実際に会って話し合いをすることになるでしょう。手間なども考えると、この時点である程度候補を絞っておいた方がスムーズに進みます。
営業担当者は、工事を担当する人との窓口となるため、リフォームのキーパーソンともいえる人物。気分良く接することのできる人を選びたいものですよね。なので、担当者と会った場合、基本的なマナーなどはもちろんのこと、まずは人柄や自分と相性が合うかというところから見てきましょう。
あまりに相性が合わないと感じた場合は、担当者を替えてもらうことも考えて良いと思います。一見理不尽でわがままなように感じるかもしれませんが、相性が悪ければスムーズに自分の意思を伝えることができません。
れに、話し合いによるイメージの広がりも制限されてしまう可能性もあります。また、理解力やセンスも非常に重要なポイント。いくら人柄が良くても、自分の希望が正確に伝わらないのであれば、窓口の意味がありません。自分の要望が相手の頭の中できちんと整理されているか、注意しましょう。
リフォーム専門店
リフォーム専門店は、プランニングから施工までトータルのレベルが高いのが特徴です。得手不得手がなく、リフォームの依頼先としては最も無難な選択肢ということがいえます。小規模なリフォームから大規模なものまで、難なくこなしてくれますのでさすが専門店です。
ある程度お任せでリフォームしてもらうこともできますので、依頼者側にあまり知識がない場合などはリフォーム専門店が安全でしょう。ただしコストが割高になる傾向が見られ、その点がデメリットな部分といえます。
設計事務所
設計事務所は、デザイン力に期待ができるでしょう。依頼者の要望や不満点を考慮しつつ、ハイセンスなリフォームを提案してくれると思います。
大幅な間取り変更など、デザイン力が問われるリフォームでは非常に強い味方になってくれるのですが、設計士によってデザインの傾向が異なりますので、過去にどんなものを手がけたのか、写真資料などを見せてもらうより信頼感がもてます。
工務店
工務店は、地元密着型の営業をしているところがほとんどで、コミュニケーションが取りやすいというのがメリットです。
担当者が職人であることが多く、工事施工者に直接要望を伝えることができるというのも魅力の一つ。小規模な部分工事や和室などのリフォームは、職人の技術が活きるため向いていると思います。
また、大規模なリフォーム会社などと比べると比較的低コストなところが多いです。依頼者側にある程度知識があり、要望を的確に伝えられる場合、工務店はオススメのリフォーム業者です。