床暖房

床暖房には2つの種類があります。1つは「電気式床暖房」。これは、電気式のヒーターを床の下に貼るものになります。設置面積が少ない場合は、設置する費用が安いのはこちらです。
もうひとつは「温水式床暖房」。これは床下に張り巡らせたパイプに温水が流れる事によって温まる仕組みです。
家全体を床暖房化するのであれば、設置費用は電気式よりも割安になりますがボイラーを定期的にメンテナンスする必要があったり、寿命がきてしまえば交換しないといけなくなるという可能性も出てきます。
ただ、長時間使用する場合は暖めるのにかかるお金としては電気式よりも割安です。それぞれのライフスタイルに合わせたタイプを選ぶ事が大切になってきます。

防音

集合住宅であれば特に、騒音に対する問題はシビアになってきます。ドタバタ歩く音が聞こえたり、夜中まで大声で笑う声が聞こえてきたり。ご近所づきあいに大きく響くのがこの騒音です。
しかし、性能の良い音楽コンポやプラズマテレビと5.1chのサラウンドシステム等、自宅で音楽や映像を楽しめる機器はどんどん登場してきています。できればこれらを使って余暇を楽しみたいものです。
そういったニーズがあり、防音リフォームの件数は年々増えてきています。防音リフォームと一口に言っても、その内容によってかなり値段が変わってきます。
音楽スタジオ並みの防音を求めるなら、500万円という値段がかかる場合もあります。自分の予算とやりたい事に応じたプランを業者さんとよく相談する事が大切になってきます。いくら防音処理をしていても、「消音」できるわけではない事を理解する必要があります。

リフォーム内容の決定

リフォームではまず、どこをリフォームするかを決めることからスタートします。住まいは建ててから人が暮らすようになると、使いにくさや動きにくさ、空間の大きさなどの不具合が気になりだしたりするものです。
家族全員が、住まいに持っている不満や要望などを出し合って、書き出してみることが必要でしょう。 全ての不満や要望に応えていては、費用がいくらあっても足りなくなりますので、書き出した中の優先順位をつけましょう。

具体的にリフォームする内容が決まったら、それに見合った情報を集めましょう。
例えば、住宅雑誌やインテリア雑誌、インターネットなどを通じて、リフォームの施工例や写真を見ておくこともとても参考になりますし、設備機器や床材、壁紙、カーテンなども各メーカーのショールームや住宅展示場などで実物を見ておくと完成後のイメージもより具体的になってきます。

リフォーム予算

リフォームの内容が決まったら、おおまかな予算を立てましょう。まず、いくら位までなら可能なのかの目安をつけるとともに、収集した情報などから工事代金などの世間相場を把握することが大切です。また、一般的には、予算総額の10%~20%くらいは、工事費以外に資金的な余裕を見ておいたほうがいいでしょう。
リフォームの場合、実際に床や壁を開けてみないと内部の状況がわからないことが多く、柱が腐っていたり、手抜き工事があったりした場合など追加の補強工事が必要になることも少なくありません。
また、直接の工事費以外にも契約書に必要な印紙税、ローンを借りる場合の手続きに必要な諸費用、建築確認申請が必要な場合はその申請費用、工事車両を止めておくスペースがない場合は駐車場代、仮住まいをする場合は、その住居費や引越し費用などが必要となります。

PR